フレデリック・レイトンから見るイギリス美術の近代性 伝統とモダンの融合
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  • 荒川 裕子(法政大学教授)
講師詳細

 19世紀イギリスのヴィクトリア朝時代、大英帝国の躍進と足並みを揃えるかのように、美術界もかつてない盛況を呈するに至ります。それを牽引したのが、1878年から20年近く、ロイヤル・アカデミー(王立美術院)の会長を務めたレイトン(1830-1896)でした。彼が最晩年に手がけた傑作《燃え上がる六月》では、美術史の伝統に裏打ちされた表現に濃密な装飾性が加味され、古典的でありながらもどこかモダンな印象を生み出しています。この鮮烈なイメージの分析を通して、イギリス美術の「近代性」を明らかにしていきます。 (講師・記)

(本講座は資料の配布はございません。)

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フレデリック・レイトン
《燃え上がる六月》1895年、油彩、カンヴァス、120.6×120.6cm、ポンセ美術館、プエルト・リコ


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日程
2022/8/23
曜日・時間
火曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 3,850円

講師詳細

荒川 裕子(アラカワ ユウコ)
神奈川県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。美術史専攻。清泉女子大学等の講師、静岡文化芸術大学文化政策学部助教授を経て、2006年より法政大学キャリアデザイン学部助教授、2008年同学部教授。専門は美術史、アート・マネジメント、文化政策。主な研究テーマはイギリスを中心とする近代以降の絵画史、特に風景画の変遷。著書に『ジョン・エヴァレット・ミレイ ‐ヴィクトリア朝 美の革新者』『もっと知りたいターナー –生涯と作品』『もっと知りたいラファエル前派』(東京美術)、共著『デザインとデコレーション –ウィリアム・ブレイクからエドワード・M・コーファーへ』など。