デジタル技術と生命の思考
  • 教室開催

  • 西谷 修(東京外国語大学名誉教授)
講師詳細

  IT(情報テクノロジー)革命以来「知のデジタル化」が言われ、人間の思考はデジタル知に解消され、その傾向は不断に加速して世界を変えている。それは「知」の避けがたい自律的進化なのか、それとも「無思考化」ないしは「脱思考」なのか?もっとも反時代的に見えてじつは現代の核心的問いであるこの課題にあらためて取り組む。
【カリキュラム】※状況によって変更することもございます。
1)知のデジタル化とはどういうものか
2)生命科学のパラドクス――意味と生と死
3)真理と信仰、無限と個のループ式:ライプニッツと理由律
4)プシケー(魂)かサイバネティクス(機能還元)か
5)「動的平衡」――結界(見えない限界)を生きる思考

[参考文献]
西谷修『理性の探究』(岩波書店、2009年)
石田英敬編『知のデジタルシフト』(弘文堂、H18年)
ハイデガー『技術とは何だろうか』(森一郎編訳、講談社学術文庫、2018年)
山内志朗『ライプニッツ』(NHK出版、2003年)
福岡伸一『新版・動的平衡』(小学館新書、2017年)



お申し込み
日程
2022/10/13, 10/27, 11/10, 11/24, 12/8
曜日・時間
木曜 19:00~20:30
回数
5回
受講料(税込)
会員 16,500円 一般 22,000円
設備費(税込)
825円
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

西谷 修(ニシタニ オサム)
1950年愛知県生まれ、東京大学法学部卒業、都立大大学院仏文修士課程修了、パリ第八大学に留学、明治学院大学文学部教授、東京外国語大学大学院教授を経て現職。著書に『不死のワンダーランド』(青土社)、『夜の鼓動にふれる:戦争論講義』(ちくま学芸文庫)、『〈テロル〉との戦争』(以文社)、『アフター・フクシマ・クロニクル』、『破局のプリズム』(ぷねうま舎)など。エティエンヌ・ド・ラ・ボエシ『自発的隷従論』監修。