万葉歌にうたわれた伝説

  • 関谷講師
  • 関谷 由一(旭川工業高等専門学校非常勤講師)
講師詳細

和歌は瞬間的な感動をうたうもの、というイメージがあるかもしれません。しかし、万葉の和歌には、ある程度の長さのできごとをうたうものがあります。8世紀ごろに成立した『万葉集』ですが、その中には、古から伝えられてきたさまざまな伝説―男女の悲恋、流罪となった貴族、仙女、外国に渡った人々―をうたうものがあります。今期は、『万葉集』の各巻に収められた、こうした歌と伝説を紹介します。



◇スケジュール(2020年4月~2020年9月)
4月28日 香(か)具(ぐ)山(やま)と耳(みみ)成(なし)山の争い―中大兄の三山歌(巻一・13~15)
5月26日 配流者のうた―麻績(おみの)王(おおきみ)と石上(いそのかみの)乙(おと)麻呂(まろ)(巻一・23・24、巻六・1019~1023ほか)
6月23日 山尋ね迎へか行かむ―仁徳天皇の皇后・磐(いわの)姫(ひめの)の歌(巻二・85~90ほか)
7月28日 采女(うねめ)たちの悲劇―柿本人麻呂「吉備津(きびつ)采女」挽歌(巻二・217~219ほか)
8月25日 富士山の雪はなぜ消えない?―山部赤人と高橋虫麻呂の「不尽山」歌(巻三317~321)
9月29日 人情の里・葛飾―赤人と虫麻呂の真間(まま)のテゴナの歌(巻三・431~433、巻九・1807~1808)

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お申し込み
日程
2020/6/23, 7/28, 8/25, 9/29, 10/27, 11/24
曜日・時間
第4週 火曜 13:30~15:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 12,540円 
持ち物など
※資料代実費
その他
※9月は第5火曜

講師詳細

関谷 由一(セキヤ ユイチ)
東京都出身。2016年3月、北海道大学大学院文学研究科博士後期課程を修了。現在、旭川工業高等専門学校、藤女子高等学校にて非常勤講師(国語・古典)。主要論文に「「羈旅歌」考」(『美夫君志』86号、2013年3月)、「柿本人麻呂「羈旅歌八首」の位置」(『国語国文研究』144号、2013年12月)ほか。北海道大学国語国文学会、上代文学会、萬葉学会、美夫君志会に所属。