行基説話伝承の展開 行基図伝承と遺誡(ゆいかい)伝承

  • 米山講師
  • 米山 孝子(元大正大学教授)
講師詳細

奈良時代の行基は民間に法を説きながら49の道場や布施屋を造営し、橋や池、溝などの灌漑設備を開発して利便を図り、人々から行基菩薩と呼ばれた高僧です。民間布教者としての姿は『日本霊異記』をはじめ、近世までの様々な説話集にその伝承が記録されています。今回は行基図と呼ばれる日本図を創った伝承と、行基が残した遺誡(遺言)が『方丈記』や「宝物集」等複数の文献に記録されていることから、その行基遺誡伝承の内容と展開についてお話しします。


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日程
2019/11/12
曜日・時間
火曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,090円 一般 2,090円
その他
※資料代実費(100円程度)

講師詳細

米山 孝子(ヨネヤマ タカコ)
歌志内市出身。法政大学卒、大正大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。高野山大学特任助教授、神戸女子大学瀬戸短期大学助教授を経て、大正大学教授で退職。専門は説話文学、仏教文学。著書に『行基説話の生成と展開』、『仏教文学の多様性』(共著)、『中世文学の展開と仏教』(共著)等、論文は「小野小町説話の生成と伝承」「紫式部堕獄説話追跡考」「平家物語と高野山一延慶本『宗論』の周辺」、その他行基伝承に関する論文多数。