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『源氏物語』と世阿弥の「能」 -「葵」「賢木」の継承-
- 播摩 光壽(國學院大学北海道短期大学部名誉教授)
日本古典文学と世阿弥の能の第二弾。事情により最終弾でもあります。「葵上」「野宮」の二曲とも、六条御息所をシテ(主役)にしています。古典文学も能も「伝統」という視点から捉えられることが多いようですが、伝統とは生き続けてきているものと同意です。400年以上生き続けてきた『源氏物語』を世阿弥が受け取ったのです。それから600年、人々に受け入れ続けてきたのです。その結果、現在に至ってほぼ定着した姿で私たちの前にあるのです。これからも受け継がれていく文化遺産だと思います。私たちもその継承者の仲間入りしようではありませんか。 (講師記)
- 日程
- 2021/3/1
- 曜日・時間
- 月曜 13:00~14:30
- 回数
- 1回
- 受講料(税込)
- 会員 2,200円 一般 2,530円
- 設備費(税込)
- 55円
- その他
- ※資料代実費(百円程度)
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講師詳細
- 播摩 光壽(ハリマ ミツトシ)
- 早稲田大学大学院文学研究科修了。専門は中世の説話文学。鎌倉時代の説話集『続古事談』の注釈書を出版。