京極夏彦『姑獲鳥(うぶめ)の夏』を読む  論理性と幻想性の融合

  • 諸岡講師
  • 諸岡 卓真(北星学園大学准教授)
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京極夏彦のデビュー作『姑獲鳥の夏』は戦後すぐの日本を舞台に、密室での消失事件を扱った本格ミステリー(論理的な謎解きを主眼とする作品)です。一般的に、論理的な謎解きと幻想性は相容れないように思われますが、本作ではむしろ、それらが融合して描かれているように感じられます。論理性と幻想性の同居はどのようになされているのか、その背景にどんな問題系があるのかを探ります。

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日程
2019/11/9
曜日・時間
土曜 14:00~15:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,090円 一般 2,090円

講師詳細

諸岡 卓真(モロオカ タクマ)
福島県出身。早稲田大学第一文学部卒。北海道大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。北海道大学大学院専門研究員、藤女子大学非常勤講師、北海道情報大学准教授を経て、現在、北海学園大学准教授。著書に『現代本格ミステリの研究』(北海道大学出版会)がある。