旧約聖書の世界 ~その思想と信仰~

  • 山我講師
  • 「天地創造」より「光あれ」
  • 山我 哲雄(北星学園大学教授)
講師詳細

朝日カルチャーセンター札幌教室では、途中で短い中断はありましたが、30年近く、旧約聖書を中心にユダヤ教やキリスト教、イスラム教のお話をさせていただきました。今年は、旧約聖書の『出エジプト記』を読む予定でしたが、新型コロナ・ウィルスの蔓延で中断を余儀なくされ、その後も大学での遠隔授業の準備などに追われ、再開できずにいました。
この間、この札幌教室が本年度限りで営業を終了するというお話をうかがい、最後に三回ほどで旧約聖書全体に関わる話をしてほしいという要請をいただき、喜んでお引き受けすることにしました。私も来年で古希となり、そろそろ仕事の総まとめをしなければならないと考えております。今回は、言わば原点に立ち戻って、「旧約聖書とは何か」という総論的なお話をしたいと思います。これをもって、私の「最終講義」とさせていただきたいと思います。

第1回 2月20日 旧約聖書の神観
 周知のように、旧約聖書の宗教は最古の一神教で、この神観が後のユダヤ教、キリスト教、イスラム教の神観を規定しました。旧約聖書のユニークな神についての考え方の特徴を、具体的な例を挙げてお話しします。

第2回 3月13日 旧約聖書の歴史観
 旧約聖書の主要な内容は、ユダヤ人の祖先である古代イスラエル民族の歴史です。しかも、古代イスラエルの人々は、自分たちの体験する歴史のうちに、自分たちの神の意識と働きを感じ取りました。古代イスラエル民族の歴史を辿りながら、「救済史」とも呼ばれる
その歴史観と特色を探ります。

第3回 3月27日 旧約聖書の人間観
 旧約聖書は「人間の博物館」とも呼ばれます。信仰と罪、愛と憎しみ、偉大と悲惨など多様な主題に満ちた旧約聖書の登場人物たちのドラマを眺めながら、旧約聖書の人間観の本質を考えていきたいと思います。

必須ではありませんが、聴講に当たっては、日本聖書協会発行の『聖書 新共同訳』をお持ちになることをお勧めいたします。

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。
申し訳ありませんが、この講座は満席です。キャンセル待ちをご希望の場合は、恐れ入りますが、当教室にお電話にてご連絡ください。

満席になりました
日程
2021/2/20, 3/13, 3/27
曜日・時間
土曜 10:00~11:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 6,600円 
設備費(税込)
165円
持ち物など
※『聖書 新共同訳』(日本聖書協会発行)

講師詳細

山我 哲雄(ヤマガ テツオ)
早稲田大学大学院(宗教学専攻)修了。早稲田大学などの講師を経て現職。『出エジプト記・レビ記』、『図解 これだけは知っておきたいキリスト教』、『キリスト教入門』など著訳書多数。