日本仏教の源流と南都仏教 (その2)「平安・鎌倉期の南都仏教」

  • 追塩講師
  • 東大寺南大門
  • 東大寺
  • 追塩 千尋(北海学園大学名誉教授)
講師詳細

平安京遷都後も南都の諸寺院はそのまま平城京に残りました。日本仏教を語る際に、平安期は天台・真言、鎌倉期は新仏教の動向に焦点が当てられ、南都仏教のその後についてはこれまであまり関心が寄せられてきませんでした。しかしながら、現在奈良には規模の大小は別として奈良時代以来の歴史を持つ諸寺院が存続し、多くの拝観者を集めています。
 平安京遷都後、奈良の諸寺院はどのような歴史をたどり今日に至ったのでしょうか。今期は平安・鎌倉期に時代を絞りその時期の南都寺院の動向や僧侶の活動の特質を探り、中世における「復興」「覚醒」の意味を考えていきます。

<内容>
1、 平安京遷都後の旧都と南都仏教(10/29)
2、 東大寺の再興と重源(11/12)
3、 貞慶・明恵の活動(12/10)
4、 元興寺と庶民信仰(1/14)
5、 西大寺流の展開~その1~(2/11)
6、 西大寺流の展開~その2~(3/11)

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

お申し込み
日程
2020/10/29, 11/12, 12/10, 1/14, 2/11, 3/11
曜日・時間
第2週 木曜 13:00~14:30
回数
6回
受講料(税込)
会員 13,200円 
設備費(税込)
330円
持ち物など
※資料代実費

講師詳細

追塩 千尋(オイシオ チヒロ)
北海道大学大学院文学研究科満期退学。北海道教育大学釧路校教授を経て現職。専門は日本古代・中世仏教史。「南都仏教の中世的展開」奈良時代に成立した南都仏教が、その後平安・鎌倉時代にどのような展開をしたのか について、主として西大寺を復興した叡尊とその弟子忍性を素材として研究しています。それににより、従来天台・真言及び鎌倉新仏教のみで語られがちであった平安・鎌倉仏教を見直し、日本仏教の本流を探ろうと模索している。主著『中世の南都仏教』『中世南都の僧侶と寺院』『中世南都仏教の展開』(以上、吉川弘文館) 『日本中世の説話と仏教』『中世説話の宗教世界』(以上、和泉書院)