人生の春と憂愁―大伴家持の絶唱歌

  • 関谷講師
  • 関谷 由一(旭川工業高等専門学校非常勤講師)
講師詳細

『万葉集』巻十九・4268番から4292番の歌を取り上げます。越中守を務めた大伴家持は少納言に栄転し、都に戻ります。庇護者である橘諸兄(たちばなのもろえ)の邸宅に、光明皇太后・称徳女帝が行幸し、家持もその末席に連なりますが、得意の和歌を奏上せずに終わります。何が起こったのでしょうか。「心悲しも、一人し思えば」(4292番)とうたう家持の心の鬱屈、対照的にますます磨きのかかる歌の言葉を味わいます
 

この講座は終了しました
日程
2020/3/24
曜日・時間
火曜 13:30~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,090円 一般 2,090円
その他
※資料代実費(100円程度)

講師詳細

関谷 由一(セキヤ ユイチ)
東京都出身。2016年3月、北海道大学大学院文学研究科博士後期課程を修了。現在、旭川工業高等専門学校、藤女子高等学校にて非常勤講師(国語・古典)。主要論文に「「羈旅歌」考」(『美夫君志』86号、2013年3月)、「柿本人麻呂「羈旅歌八首」の位置」(『国語国文研究』144号、2013年12月)ほか。北海道大学国語国文学会、上代文学会、萬葉学会、美夫君志会に所属。