中谷宇吉郎の人と業績を辿る 中谷宇吉郎生誕120年記念講座①

  • 古川講師
  • 中谷宇吉郎
  • 雪の結晶(講師撮影)
  • 古川 義純(北海道大学名誉教授)
講師詳細

雪、ひらひらと舞い落ちるその結晶は美しく、はかなく、不思議に満ちています。水、水蒸気、氷、雪・・・。その不思議を探るため、札幌で世界初の人工雪の製作に成功し、雪と氷の科学を飛躍的に発展させた中谷宇吉郎。その功績やひととなりを振り返るとともに、その研究が現代の科学にどう発展しているかを考えます。
講師は北海道大学名誉教授の古川義純先生。日本結晶成長学会会長や、北海道大学低温科学研究所所長などを歴任し、国際宇宙ステーション「きぼう」で氷の成長の宇宙実験を行ったことでも知られています。今年から中谷宇吉郎雪の科学館の館長も務めています。

今回はその第1回目。
研究者としての業績はもちろん、若い研究者を守り育てた教育者、中谷の師である寺田寅彦譲りのエッセイスト、日本初のノーベル賞受賞者湯川秀樹との交流も交え、その生涯と素顔に迫ります。

第2回目以降は、以下の通り。

第2回 10月23日(金)雪と氷の結晶の物理−中谷ダイヤグラムと結晶成長−
     (中谷ダイヤグラムの現代的な意義と雪の結晶の形が決まるしくみについて考えます)
第3回 11月27日(金)地球温暖化を科学する−氷河は地球温暖化のシグナル−
    (雪と氷の研究が,現下の緊急課題である地球温暖化とどう関連するかを考えます。)
第4回 12月25日(金)身近にある雪と氷の科学−氷が滑りやすいのはなぜ−
    (雪と氷の科学が我々の身近にある現象とどう結びつくのかを考えます。)

この講座は終了しました
日程
2020/9/25
曜日・時間
金曜 13:30~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,310円 一般 2,530円
設備費(税込)
55円
持ち物など
資料代としてコピー代実費(百~数百円)が必要です。

講師詳細

古川 義純(フルカワ ヨシノリ)
1951年生まれ。北海道大学名誉教授。主な研究分野は結晶成長学、雪氷物理学。中谷宇吉郎の弟子のひとり、故小林禎作教授とともに雪の結晶研究を行なう。北海道大学低温科学研究所所長などを務め、国際宇宙ステーションでの世界初の氷の結晶成長実験なども行う。共著に『雪と氷の事典』『形の科学百科事典』(ともに朝倉書店)、『雪花譜』(講談社カルチャーブックス)など多数。退職後は執筆活動の傍ら畑仕事、サイクリングなどを楽しんでいる。好きな食べ物は、魚介類何でも。中谷宇吉郎生誕120年記念事業実行委員会委員長。