〈見えないもの〉の美学 谷崎潤一郎『陰翳礼讃』精読

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  • 中村 三春(北海道大学大学院教授)
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日本文化の墨守者を自らもって任じていた谷崎潤一郎の、代表的な日本文化論とされるのが『陰翳礼讃』です。日本の文化を「蔭」の文化、西洋文化を「光」の文化と規定したこのエッセーで、谷崎が真に主張したかったのはどのようなことか。詳しく読み解き、他のエッセーや小説との関わりにも触れて、谷崎美学の精髄に迫ります。
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日程
2019/10/12
曜日・時間
土曜 16:00~17:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,090円 一般 2,090円
持ち物など
※資料代実費(100円程度)

講師詳細

中村 三春(ナカムラ ミハル)
1958年、岩手県釜石市生まれ。東北大学大学院博士後期課程中退。博士(文学)。山形大学教授を経て、現在、北海道大学大学院教授。日本近代文学・比較文学・表象文化論専攻。文芸理論に基づき、有島武郎から小川洋子に至る小説や詩、また日本文学を原作とする映画の研究を進めている。主な著書に、『フィクションの機構』1・2、『新編言葉の意志 有島武郎と芸術史的転回』(以上ひつじ書房)、『係争中の主体 漱石・太宰・賢治』、『花のフラクタル 20世紀日本前衛小説研究』(以上翰林書房)、『〈原作〉の記号学 日本文芸の映画的次元』(七月社)など。