大陸に渡った古人を想う 鎮懐石歌と佐用(さよ)姫の歌

  • 関谷講師
  • 関谷 由一(旭川工業高等専門学校非常勤講師)
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九州に赴任した山上憶良は、土地にまつわる古伝承を歌に詠みます。一つは、筑前国に伝わる不思議な石。それは、神の怒りにより非業の死を遂げた夫に代わり、妊娠中の身で新羅侵攻を指揮した神功皇后が、胎動を鎮めるために懐に抱いたという石でした。もう一つは、隣国・肥前にある松浦湾に臨む山。ここは、宣化天皇の御代、大陸へ派遣される勇士・サデヒコを見送って、サヨヒメという娘子が領巾をいつまでも振り続けたという峰でした。今回はこうした作品を取り上げます。

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日程
2020/12/22
曜日・時間
火曜 13:30~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,200円 一般 2,200円
設備費(税込)
55円
持ち物など
※資料代実費

講師詳細

関谷 由一(セキヤ ユイチ)
東京都出身。2016年3月、北海道大学大学院文学研究科博士後期課程を修了。現在、旭川工業高等専門学校、藤女子高等学校にて非常勤講師(国語・古典)。主要論文に「「羈旅歌」考」(『美夫君志』86号、2013年3月)、「柿本人麻呂「羈旅歌八首」の位置」(『国語国文研究』144号、2013年12月)ほか。北海道大学国語国文学会、上代文学会、萬葉学会、美夫君志会に所属。