日本仏教の源流と南都仏教 (その1)「南都仏教の成立」

  • 追塩講師
  • 法隆寺金堂の阿弥陀浄土図(焼損前)
  • 南都法相宗の興福寺(国宝東金堂)
  • 追塩 千尋(北海学園大学教授)
講師詳細

釈迦が仏教を開いてから日本に伝来するまでの千年ほどの間に様々な要素が付加されたため、日本仏教は釈迦の時代の仏教とはかなり異なったものになりました。そうした変質した仏教が日本に定着した時期が、奈良時代といえます。奈良時代はその後の日本仏教を方向づけた重要な時期といえますので、今期は奈良期の仏教に焦点を当てその特質について、その後は奈良仏教の展開について多角的に検討していきます。
<内容>
1、日本仏教に関する基本事項(4月)
2、飛鳥仏教と聖徳太子(5月)
3、奈良仏教の成立~東大寺の創建~(6月)
4、奈良仏教の展開(1)~南都六宗~(7月)
5、奈良仏教の展開(2)~鑑真と行基~(8月)
6、奈良仏教の展開(3)~南都七大寺の成立~(9月)

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お申し込み
日程
2020/4/9, 6/11, 7/9, 7/30, 9/10, 10/8
曜日・時間
第2週 木曜 13:00~14:30
回数
6回
受講料(税込)
会員 13,200円 
持ち物など
※資料代実費
その他
※8月が休みで、7月が第2・5木曜です

講師詳細

追塩 千尋(オイシオ チヒロ)
北海道大学大学院文学研究科満期退学。北海道教育大学釧路校教授を経て現職。専門は日本古代・中世仏教史。「南都仏教の中世的展開」奈良時代に成立した南都仏教が、その後平安・鎌倉時代にどのような展開をしたのか について、主として西大寺を復興した叡尊とその弟子忍性を素材として研究しています。それににより、従来天台・真言及び鎌倉新仏教のみで語られがちであった平安・鎌倉仏教を見直し、日本仏教の本流を探ろうと模索している。主著『中世の南都仏教』『中世南都の僧侶と寺院』『中世南都仏教の展開』(以上、吉川弘文館) 『日本中世の説話と仏教』『中世説話の宗教世界』(以上、和泉書院)