カラヴァッジョを読み解く ~彼らは誰か?2枚の通称≪洗礼者ヨハネ≫をめぐって

  • 『カラヴァッジョを読む』(三元社、2017年)
  • 木村太郎講師
  • 木村 太郎(大阪芸術大学・神戸女学院大学非常勤講師、美術史家)
講師詳細

バロック期のイタリア人画家カラヴァッジョ(Michelangelo Merisi da Caravaggio, 1571~1610)が描いた2枚の通称≪洗礼者聖ヨハネ≫。かたや満面に笑みを浮かべ、かたや憂鬱そうな裸体の少年が描かれていますが、その正体は特定されず、カラヴァッジョ絵画の最大の謎とされてきました。彼らは誰で、画家は何を表現しようとしたのでしょうか。2枚のうちローマ・ボルゲーゼ美術館所蔵の≪洗礼者聖ヨハネ≫は、2月中旬まで大阪で開催されるカラヴァッジョ展でも展示予定です。講座では、バロック期のイタリア絵画史を専門とする気鋭の研究者が、それぞれの絵に描かれた少年、雄羊、葡萄といったキリスト教の図像的要素を観察・検証し、他の絵画や先行研究と比較しながら丁寧に読み解くことで、仮説を導き出します。

この講座は終了しました
日程
2020/1/15
曜日・時間
水曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,970円 一般 3,300円
持ち物など
当日資料代をお支払いください。
その他
窓口でお手続きされる方は、2番(冬のフレッシュB)のちらしをご確認ください。
チケット販売等はありません

講師詳細

木村 太郎(キムラ タロウ)
2007年、大阪芸術大学大学院博士課程修了。2012年からピサ大学美術史学科留学(イタリア政府給費留学生)。専門はイタリア・バロック絵画史。著書に『カラヴァッジョを読む-二点の通称《洗礼者聖ヨハネ》の主題をめぐって』(三元社、2017年)。