小泉八雲と『怪談(KWAIDAN)』 見えないものへのまなざし

  • 小泉八雲(1889年・提供・小泉八雲記念館)
  • 熊本時代の八雲と妻セツ(提供・小泉八雲記念館)
  • 小泉凡講師
  • 小泉 凡(小泉八雲記念館館長、島根県立大学短期大学部名誉教授)
講師詳細

ギリシャに生まれ、アイルランドで育ったラフカディオ・ハーン(小泉八雲:1850―1904年)は、記者として来日し、急速に西洋化する明治の日本を広く世界に紹介しました。晩年の代表作『怪談』は、八雲が、妻セツが語るふしぎな物語を再話したものです。「耳なし芳一」「ろくろ首」「むじな」「雪女」など、原話をもとに不気味さを強調し、文学的魂を吹き込んだ「再話文学」は、時代を超え、内外で広く読み継がれてきました。講座では、超自然的なものを畏怖し、八百万の神を信仰してきた日本人の本質を捉えた八雲のまなざしについて考えます。疫病退散を願い、妖怪「アマビエ」が突如現代に蘇りました。130年前、八雲が松江で体験したコレラの流行についての所感なども紹介します。

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日程
2020/7/30
曜日・時間
木曜 13:30~15:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,410円 一般 3,740円
設備費(税込)
110円
持ち物など
◆教材として資料をお配りする場合、随時実費をいただきます。
※設備費は、教室維持費です。
その他
◆受付窓口でお手続きの方は、別ちらしをご確認ください。
◆録音、録画、撮影は固くお断りします。

講師詳細

小泉 凡(コイズミ ボン)
1961年東京生。成城大学・同大学院修了。専門は民俗学、文化資源学。1987年に松江へ赴任。島根女子短期大学講師・助教授、 島根県立大学短期大学部教授を経て現職。2001年~2002年はセントラル・ワシントン大学交換教授。文化資源を発掘し観光に生かす実践研究や、子どもの五感力育成をめざすプロジェクト「子ども塾」で塾長として活動する。主著に『民俗学者・小泉八雲』(恒文社)、『怪談四代記 八雲のいたずら』(講談社)、共著に『文学アルバム小泉八雲』(恒文社)ほか。小泉八雲の直系のひ孫にあたる。焼津小泉八雲記念館名誉館長。