伝統中国の思想――儒教の概説

  • 伊東 貴之(国際日本文化研究センター教授 総合研究大学院大学教授)
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紀元前5~6世紀に遡る、古代中国の春秋戦国時代は、政治的・社会的には、既成の秩序が崩れた動乱の時代でしたが、思想や文化の領域においては、文字どおり百花斉放・百家争鳴の、自由で闊達な精神に富んだ時代でした。特に後の儒教に発展する儒家の思想は、古代インドに源流を持つ仏教と並んで、中国のみならず、日本や朝鮮半島の諸国など、広く前近代の東アジア全体に深い影響を与えてきました。講座では、古代中国における儒家や儒教の思想を概説します。特に江戸・徳川時代の日本に対して、多大な影響を与え、大きな役割を担った近世儒教の主要な学派である、朱子学と陽明学についても、若干の解説を試みたいと思います。

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日程
2020/2/18
曜日・時間
火曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,080円 一般 3,410円
その他
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講師詳細

伊東 貴之(イトウ タカユキ)
1962年生。早稲田大学政治経済部・第一文学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科中国哲学専攻博士課程修了、博士(文学)。東京大学助手、武蔵大学人文学部助教授、同・教授を経て2010年より現職。著書に『思想としての中国近世』(東京大学出版会2005年)共著に『中国という視座』(平凡社1995年)、編著に『「心身/身心」と環境の哲学―東アジアの伝統思想を媒介に考える―』(汲古書院2016年)など。