【オンライン受講】「紀元前660年」に起きたこと ~『日本書紀』はどこまで本当か?
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  • 光田 和伸(元国際日本文化研究センター准教授)
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紀元前660年は『日本書紀』の記述に基づく「神武東征」の年です。もし「神武天皇」が実在なら統計手法による逆算でその実年代は850年ほども後のことと推定されています。ところが「神武東征」の記述には、全体が架空のこととは思えない真実性が含まれ、ことに進軍の経路と戦闘の布陣には軍事戦略家をも納得させるものがあると聞きます。この20年、炭素年代測定の進歩により大和盆地に弥生水田稲作が開始された年代が、ほぼ紀元前7世紀前後に確定しました。なるほど、それなら「大和に蝦夷や穴居民族がいる」のも納得です。稲作を持ち込んだ集団とその伝承が「神武東征」の記述に生かされている可能性が出てきました。では、大和に初めて高度な弥生文化を持ち込んだ集団は?資料の新解釈で答えます。

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1 大和盆地侵入の記録である「久米歌」は、「縄文時代終末期から弥生時代への移行期」の文物を読み込んでいる。そして、現在も新天皇即位の「大嘗祭」で歌われる。
2 「久米歌」と古代中国の古典『詩経』の作詩法との共通性
3 大和盆地の地名と九州の筑後平野の地名の共通性とその意味

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日程
2022/2/1, 3/1, 3/29
曜日・時間
火曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,240円 一般 10,230円

講師詳細

光田 和伸(ミツタ カズノブ)
1951年生。京都大学国文・ドイツ文学科卒業。同大学助手・武庫川女子大学助教授を経て1995年4月~2016年3月まで国際日本文化研究センター研究員。著書に『平野法楽連歌』(和泉書院・共著)『竹林抄』(岩波書店・共著)など。