縄文のこころ~考古学と思想研究の接点

  • 鎌田東二講師
  • 法螺貝型土器レプリカ
  • 講師所有の石笛、横笛、法螺貝
  • 鎌田 東二(上智大学グリーフケア研究所特任教授・京都大学名誉教授)
講師詳細

縄文にわたしたちのこころがひきつけられるのはなぜでしょう。約1万3千年間続いた縄文時代には、地域色豊かな土器など、芸術性にあふれるユニークな文化が発達しました。土偶に代表されるように、精神性にすぐれ、現代人の心に訴えかけるものがあります。縄文人は儀礼や狩猟の場で石笛を吹きました。毎朝比叡山に向かい石笛を吹く宗教学者は、縄文人の生命観や自然観、死生観について、日々考えます。縄文の遺物を通してイメージし、小林達雄や石井匠の縄文考古学研究を紹介しながら、学術的に検証できた事柄を示し、また岡本太郎の縄文文化論や梅原猛の縄文哲学を踏まえて、縄文を語ります。

途中14:30~14:45は休憩時間を取ります。

この講座は終了しました
日程
2019/9/2
曜日・時間
月曜 13:00~16:15
回数
1回
受講料(税込)
会員 5,508円 一般 6,048円
持ち物など
テキストとして、プリントを配布します(随時実費をいただきます)
その他
途中14:30~14:45は休憩時間を取ります。
教室内での写真撮影や録音は固くお断りします。

講師詳細

鎌田 東二(カマタ トウジ)
1951年徳島県生まれ。子供の頃、オニを見る。10歳のとき『古事記』を読み、神話と出会う。17歳のときに見た青島神社と『2001年宇宙の旅』に感銘を受け、翁童論を構想。國學院大學大学院文学研究科博士課程修了。宗教哲学、民俗学、比較文明学を専攻。現在、上智大学グリーフケア研究所特任教授、京都大学名誉教授。博士(文学)。神道ソングライター。石笛・横笛・法螺貝奏者。NPO法人東京自由大学名誉理事長。著書に『神界のフィールドワーク』(ちくま学芸文庫)、『翁童論』4部作(新曜社)、『宗教と霊性』『聖地感覚』『神と仏の出逢う国』『霊性の文学 言霊の力』『霊性の文学 霊的人間』(角川学芸出版)、『ウズメとサルタヒコの神話学』(大和書房)、『宮沢賢治「銀河鉄道の夜」精読』(岩波現代文庫)、『神と仏の精神史』『現代神道論』(春秋社)、『神道とは何か』(PHP)、『神道のスピリチュアリティ』『平田篤胤の神界フィールドワーク』(作品社)、『古事記ワンダーランド』(角川選書)『仏教は世界を救うか』(共著、地湧社)、第二詩集『夢通分娩』(土曜美術社)など。