「三国志」前後の朝鮮と日本 3世紀の東北アジア世界

  • 田中 俊明(滋賀県立大学名誉教授)
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『三国志』の時代、中国の東方世界は大きく広がりました。後漢末の混乱の中で、曹操・劉備・孫権とならんで、東北で起ち上がったのが公孫度で、朝鮮・日本は公孫氏と深く関わらざるをえませんでした。公孫氏は帯方郡も設置します。その公孫氏を消滅させたのが司馬懿(仲達)であり、東北アジア諸民族はみな魏に従うことになりました。司馬懿の孫司馬炎の時代に晉王朝が成立しますが、東北アジア諸民族は晉との間で、交渉をつづけることになります。公孫氏勢力が朝鮮半島にまで勢力を及ぼして、韓や倭と関わりを持つようになり、それを魏の司馬懿が中心となって滅ぼすに至るまでをみていきます。併せて中国の動向と、朝鮮・日本との関係を述べます。

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日程
2019/8/1
曜日・時間
木曜 10:30~12:00
回数
1回
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会員 3,024円 一般 3,348円
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田中 俊明(タナカ トシアキ)
1952年生。京都大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科博士課程認定修了。堺女子短期大学講師・助教授を経て、滋賀県立大学助教授・教授。2019年3月退職。『大加耶連盟の興亡と「任那」』吉川弘文館、『古代の日本と加耶』山川出版社、『韓国の古代遺跡1・2』『高句麗の歴史と遺跡』(ともに東潮との共著)中央公論社。