割られた大型鏡を考える――平原墓(福岡県)と桜井茶臼山古墳(… 銅鏡の副葬と古墳文化③

  • 今尾 文昭(関西大学非常勤講師)
講師詳細

銅鏡の副葬は北部九州の弥生墓に始まりますが、古墳時代の為政者もまた銅鏡に囲まれたかのような状態で埋葬されました。奈良県黒塚古墳や京都府椿井大塚山古墳は、30数面にのぼる三角縁神獣鏡が副葬されたことで有名です。被葬者を囲うように配列された意味や、時に意図的に割られた状態で出土することの意味、あるいは後・終末期古墳に副葬される銅鏡について、なお十分に解説されてはいません。今回は、伊都国王墓の候補の平原墓と桜井茶臼山古墳出土の銅鏡をとりあげます。割られた大型鏡を通じて、弥生時代終末期の北部九州と古墳時代前期初葉の近畿中部をつなぐ糸口を見いだしたいと思います。

お申し込み

注意事項

教材としてプリントをお配りする場合、実費(1枚20円)をいただきます。

日程
2020/8/8
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,970円 一般 3,300円
設備費(税込)
110円
持ち物など
※設備費は、教室維持費です。
その他
【日程が変更になりました】 5/23 → 8/8 (5/27付)
窓口でお手続きされる方は6番のちらしをご覧ください。

講師詳細

今尾 文昭(イマオ フミアキ)
1955年生。同志社大学文学部卒業。78年奈良県立橿原考古学研究所入所。同研究所附属博物館学芸課長、同研究所調査課長を歴任。2016年定年退職。現在、関西大学非常勤講師。博士(文学)。日本考古学。著書に『古墳文化の成立と社会』 『律令期陵墓の成立と都城』『ヤマト政権の一大勢力 佐紀古墳群』など。