ブラックホールと量子重力理論 マクロとミクロをつなぐ世界

  • ブラックホール周囲の光の模式図(Nicolle R. Fuller NSF)
  • 向山信治講師
  • 向山 信治(京都大学教授)
講師詳細

100年前にアインシュタインの相対性理論を基にその存在が予言されたブラックホールは、物質はもちろん、光でさえのみ込む天体です。ホーキングは、その存在が証明されていない時代に、ブラックホールは熱を放出して最終的には蒸発し、そこに吸い込まれた情報はすべて消滅するという仮説を立て、大きな論争を呼びましたが、近年の超ひも理論では、情報は保存されると考えられています。ブラックホールは、宇宙のようなマクロの世界のみならず、真逆のミクロの世界、物質を構成する最小単位、素粒子を解き明かす量子力学の理解にも重要な役割を果たしています。ホーキング放射やブラックホールの熱力学、情報消失問題など、量子重力とブラックホールをつなぐテーマについてわかりやすく話します。

お申し込み
日程
2020/1/25
曜日・時間
土曜 15:30~18:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,850円 一般 4,180円
持ち物など
◆教材として資料をお配りする場合、随時実費をいただきます。
その他
◆受付窓口でお手続きの方は、ちらし16をご確認ください。
◆録音、録画、撮影は固くお断りします。
◆講座時間:15時30分~18時(途中休憩含む)

講師詳細

向山 信治(ムコウヤマ シンジ)
1971年生。京都大学大学院博士課程修了後、ビクトリア大学博士研究員、ハーバード大学博士研究員、東京大学助手、東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構准教授を経て、現在、京都大学基礎物理学研究所教授。日本物理学会若手奨励賞、Lagrange Awardを受賞。専門は宇宙論、重力理論。高次元宇宙論、超弦理論における宇宙論、ダークエネルギー、ダークマターを研究している。