自力本願と他力本願―救いと悟りとは (第1部:講義)

  • ネルケ 無方(安泰寺住職)
講師詳細

「自力本願と他力本願―このどうしようもない凡夫が、はたして仏になれるのだろうか?」日本仏教の両極と言える浄土教と禅。自身の無力を悟り、阿弥陀如来による救いを説く本願他力の教えと、自力による成仏の可能性を信じ、「即身是仏」まで主張するアプローチ。無宗教と自称する多くの日本人は心のどこかで、やはり仏教を自らのよりどころとしたし気持ちを持っているのではないだろうか。仏教を学ぶことで、もう少しましな人間になりたい一方で、「このままでいくらもがいても、仏のような人にはなれそうにない」と実感している人もいるだろう。ほかでもなく、この私もその気持ちをありありと分かる気がする。この講義で、日本仏教における自力と他力の関係、救いと悟りの中身について考えたい。(講師記)
 

この講座は、初回からの受講料を全額いただきます。

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注意事項

同日に『禅的生き方実践!坐禅体験(椅子席)』13時15分~14時45分がございます、ご希望の方は別途お申込みください。

日程
2019/6/23
曜日・時間
日曜 11:00~12:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,240円 一般 3,672円
その他
窓口でお申込みの方は別紙をご確認ください。
開講日以降の返金はできません。

講師詳細

ネルケ 無方(ネルケ ムホウ)
1968年3月1日、旧西ドイツ・ベルリン生まれ。7才の時、母と死別してから人生に悩む。16才で坐禅と出合う。高校時代から禅僧になる夢を抱いて、坐禅道場に通い続ける。1990年、春は京都大学の留学生として来日、秋から兵庫県の但馬地方にある曹洞宗・安泰寺に上山。半年間の禅修行。大学のドクターコースを中退、1993年から安泰寺で出家得度。8年間の雲水生活を経て嗣法。2001年から大阪城公園で「ホームレス雲水」として毎朝の坐禅会を開く。2002年に師匠の訃報を聞き安泰寺に戻り、檀家ゼロ、自給自足の寺の堂頭(住職)となる。国内外からの参禅者・雲水の指導にあたって坐禅三昧の生活を送っている。主な著書『迷える者の禅修行』、『裸の坊様』、『日本人に「宗教」は要らない』、『曲げないドイツ人 決めない日本人』、『今日を死ぬことで、明日を生きる』など多数。
安泰寺ホームページ:antaiji.org