『古事記』神話の世界へ 1日体験
  • 教室開催

  • 渡部 亮一(立命館大学非常勤講師)
講師詳細

神々によって日本列島が産み落とされ、出雲神話を経てアマテラスの子孫に受け渡されていく…。太安万侶が記したという『古事記』には、古代日本で伝承されていた豊かな神話世界が詰まっています。個々に知られた神々やエピソードを、本講座では一つにつなぎながら読み解きます。

2023/04/15 兄弟が争う時代、そして三輪山神話
 初代天皇の死後、異母兄弟は争い二代目が即位。古代の王権継承は、常に血が流れる殺伐としたものでした。その後は系譜のみでエピソードを欠く「欠史八代」を経て、十代ミマキイリヒコ(崇神天皇)の世へ。疫病が蔓延する危機的状況は、大和の土地神である三輪山の神、大物主神を祀ることで安定します。

この講座は終了しました
日程
2023/4/15
曜日・時間
土曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,080円 一般 3,080円
その他
窓口でお手続きされる方は、文学8番のちらしをご確認ください。
2020年7月から火曜→土曜に変更になりました。

講師詳細

渡部 亮一(ワタナベ リョウイチ)
1970年生。立命館大学文学研究科博士課程修了。日本古代の説話や仏典注釈、万葉集などを専門とする。また花にまつわる文化史を長年にわたり雑誌連載中。古い地誌を手に、国内や台湾の街歩きも続けている。