出版記念講座 ヤマト王権の古代学 「おおやまと」の王から倭国の王へ

  • 坂 靖(奈良県地域振興部文化財保存課主幹)
講師詳細

邪馬台国の有力候補地として纒向遺跡があげられています。果たして、邪馬台国の所在地はヤマトだったのでしょうか。私は、纒向遺跡がヤマト王権の「王都」、箸墓古墳が初代「王墓」であったと考えています。弥生時代の唐古・鍵遺跡には「オウ」が君臨していましたが、せいぜい遺跡の周囲を統治していたにとどまっていました。唐古・鍵遺跡の上流部でおこったのが纒向遺跡で、両遺跡を含む広い範囲が、「おおやまと」地域です。ヤマト王権の王の統治の範囲は「おおやまと」地域に限られていたとみることができます。その領域を徐々に拡大させ、ヤマト王権の王が、倭国の王となって、最後には王と有力氏族による権力の仕組みを完成させていく過程を検証します。

お申し込み

注意事項

教材としてプリントをお配りする場合、実費(1枚20円)をいただきます。

日程
2020/5/2
曜日・時間
土曜 15:30~17:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,970円 一般 3,300円
その他
【日程が変更になりました】3/21 → 5/2(3/9付)
窓口でお手続きされる方は、ちらし6をご覧ください。

講師詳細

坂 靖(バン ヤスシ)
1961年生。同志社大学大学院文学研究科修了、博士(文化史学)。主な著書に『古墳時代の遺跡学-ヤマト王権の支配構造と埴輪文化』(雄山閣)、『蘇我氏の古代学-飛鳥の渡来人』(新泉社)、シリーズ「遺跡を学ぶ」079『葛城の王都 南郷遺跡群』(共著、新泉社)