グリザイユで描く葛城山麓 ~水彩画の上達テクニック
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  • グリザイユの例
  • グリザイユの後に着彩した例
  • 小杉 弘明(ホルベイン工業(株)元技術部長)
講師詳細

「グリザイユ」とは、昔の画家たちも活用した古典技法です。フランス語で「灰色」を意味します。灰色の明暗だけでモチーフを描くので、白黒写真のようなイメージですが、これに透明な実際色を重ね塗りするだけで、よりいきいきとした絵に仕上がるのです。
風景を描く時に大切なことは、目に映る物の遠近感です。遠くにあるものと近くにあるものを感じさせるように、グレースケールだけで、遠近を描き分けます。これの上から実際の色を重ね塗るだけで、きちんとした風景画が描けます。今回は、葛城山麓をモチーフに、実際の色を明るさ暗さで見分けられるように練習していきます。

この講座は終了しました
日程
2023/3/2
曜日・時間
木曜 13:30~15:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 3,630円
教材費(税込)
教材費 550円
設備費(税込)
110円
持ち物など
持ち物:水彩筆3本ほど(めやす:4号丸筆か面相筆1本、8~10号の丸筆1本、12~14号平筆1本)、パレット、筆記用具、布、ポケットティッシュ  ※設備費は、教室維持費です
その他
受付窓口にてお手続きの方は、ちらしをご確認ください。
★教材準備の都合上、3日前にお申し込みを締め切ります。以降のキャンセルはお伺いできません。

講師詳細

小杉 弘明(コスギ ヒロアキ)
1977年に大阪府立大学工学部応用化学科を卒業。ホルベイン工業(株)に入社後、技術部に所属。水に溶ける油絵具DUOやパンカラーの開発に携わり、2008年取締役技術部長に就任。2017年に取締役退任後、美術大学、絵画団体やカルチャーセンターなどで教育活動を行っている。また、40年以上にわたり、絵画制作を続け、2年に一度程度、発表の場を持っている。