『日本書紀』と考古学③
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  • 広瀬 和雄(国立歴史民俗博物館名誉教授・総合研究大学院大学名誉教授)
講師詳細

「磐井の乱」や「武蔵国造の乱」などの叛乱伝承が、岩戸山古墳や多摩川流域の前方後円墳などで跡づけられますが、はたして妥当でしょうか。「今来漢人」がもたらした渡来文化は、武器・武具、馬具、鍍金、彩色、須恵器、竈など、発掘された遺構や遺物で明らかにできます。「地溝開発」もたびたび記されますが、古市大溝や狭山どの建設などでいくつかの問題がありそうです。さらに6世紀には仏教が伝来しますが、飛鳥寺や海会寺でその実態が判明します。ほかにも『日本書紀』と考古資料とが整合したり、齟齬をきたしたりするものがあります。具体事例を挙げて検討を加えましょう。

※写真は、空から見た岩戸山古墳(柳沢一男『筑紫君磐井と「磐井の乱」新泉社』から転載)

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注意事項

資料をカラープリントでご希望の方は、受講料お支払い時にご予約ください。1枚100円×枚数分で、講座当日にお渡しできるよう、ご用意いたします(4000円前後となります)。ただし、講座日の3日以上前にご予約くださるよう、お願いいたします。

日程
2021/7/5, 7/19, 8/2, 8/16, 8/30, 9/6
曜日・時間
第1.3 月曜 13:30~15:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 17,820円 
設備費(税込)
660円
持ち物など
2番教室で行います。
※教材として資料をお配りする場合、随時実費をいただきます。
※設備費は、教室維持費です。
その他
窓口でお手続きされる方は、歴史2のチラシをご確認ください。
各回の内容は、変更する場合がございます。

講師詳細

広瀬 和雄(ヒロセ カズオ)
1947年京都府生まれ。同志社大学卒業。日本考古学専攻(弥生・古墳時代の政治構造の研究)。文学博士(大阪大学)。大阪府教育委員会や大阪府立弥生文化博物館での勤務、奈良女子大学大学院教授、国立歴史民俗博物館教授を経て現職。主な著書に『古墳時代政治構造の研究』(塙書房、2007年)、『日本考古学の通説を疑う』(洋泉社新書、2003年)、『前方後円墳国家』(角川選書、2003年)、『前方後円墳の世界』(岩波新書、2010 年)、『カミ観念と古代国家』(角川叢書、2010年)など。共編著に『季刊 考古学 117号』(雄山閣、2011年)、『古墳時代〈上〉〈下〉』(青木書店、2011年)、『前方後円墳とはなにか』(中公叢書、2019年)など。