「いのち」のあり方を考える 生命の選別・操作、そして「ネオ優生学」

  • 釈 徹宗(相愛大学教授・浄土真宗本願寺派 如来寺住職)
  • 仲野 徹(大阪大学大学院生命機能研究科教授)
講師詳細

生命科学の進歩は、人間の「いのち」のあり方に大きな影響を与えつつある。すでに、新型出生前診断や着床前診断といった新しい方法による「いのち」の選別がおこなわれている。さらに、以前はサイエンス・フィクションでしかなかった、知能や容姿、運動能力など望みどおりの特性を持つ「デザイナーベビー」までが視野にはいってきた。このような生命の選別や操作は、かつてとは異なった形での優生学=ネオ優生学と考えることができ、倫理、法律、宗教など幅広い分野から考えていく必要がある。生命科学の進歩がもたらした人類の新たな課題を巡って、宗教学者で僧侶の釈徹宗氏と生命科学研究者の仲野徹氏が語り合う。

この講座は終了しました
日程
2019/5/24
曜日・時間
金曜 18:30~20:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,456円 一般 3,888円
その他
窓口でお手続きされる方は、ちらし4をご確認ください。当日は受講券をご持参ください。

講師詳細

釈 徹宗(シャク テッシュウ)
1961年生。龍谷大学大学院博士課程、大阪府立大学大学院博士課程修了。学術博士。専門は宗教思想、人間学。浄土真宗本願寺派 如来寺住職。NPO法人リライフ代表として認知症高齢者のためのグループホームも運営。私塾「練心庵」主宰。論文「不干斎ハビアン論」で第5回涙骨賞、『落語に花咲く仏教』で第5回河合隼雄学芸賞、多岐にわたる仏教文化の普及活動を讃えられ、第51回仏教伝道協会沼田奨励賞を受賞。著書に、『いきなり始める仏教生活』『仏教ではこう考える』『お世話され上手』『落語に花咲く仏教』ほか多数。
仲野 徹(ナカノ トオル)
大阪大学医学部医学学科卒業後、内科医から研究の道へ。ドイツ留学。京都大学医学部講師、大阪大学・微生物病研究所教授を経て、現在、大阪大学大学院・医学系研究科・病理学教授。著書に、『幹細胞とクローン』『なかのとおるの生命科学者の伝記を読む』『エピジェネティクス』など。