サルタヒコと邪馬台国

  • 光田 和伸(元国際日本文化研究センター准教授)
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邪馬台国論争が百年を越えて続き、いまだにすっきりしたとは言いがたい現状です。2世紀後半の筑紫と大和に、それぞれの周辺の小国を統合する中心となる国があったことは否定できません。では、そもそも、2つの国はどのようにできあがってきたのか?筑紫の中心が「金印の奴国」であり、サルタヒコ族の王家であることはまず確実です。いっぽう、大和には紀元前7~6世紀に、のちに磯辺氏を名乗るサルタヒコ族の一派が久米族を連れて侵入し、大規模な水田稲作を開始したと推定されます。筑紫と大和の2国は兄弟国家ないし親子国家ということになります。時には争い、時には協力した同族の国の2世紀末における力関係は?サルタヒコ論から見えてくる論争の結末をお話しします。

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日程
2020/10/6
曜日・時間
火曜 13:00~14:30
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会員 2,970円 一般 3,300円
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講師詳細

光田 和伸(ミツタ カズノブ)
1951年生。京都大学国文・ドイツ文学科卒業。同大学助手・武庫川女子大学助教授を経て1995年4月~2016年3月まで国際日本文化研究センター研究員。著書に『平野法楽連歌』(和泉書院・共著)『竹林抄』(岩波書店・共著)など。