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日本の仏像に出会う
平安~鎌倉時代編
- 教室開催
- 金子 典正(京都芸術大学教授)
日本の仏像の歴史について学びます。奈良や京都には素晴らしい仏像が数多く伝えられており、穏やかな表情の仏像を拝観すると私達は心の安らぎを覚えます。本講座はこうした仏像の意味や歴史、また寺院についても学び、仏像に関する知識を深めます。毎回プロジェクターを使って仏像を詳しくご紹介し、プリントを配布して丁寧に解説します。楽しみながら仏像について学んでください。
今期は平安時代後期の仏像と草創期の慶派について学びます。1回目は左京区花背の峰定寺の歴史と仏像、2回目は伏見区竹田にある安楽寿院の阿弥陀如来像、3回目は嵯峨の大覚寺の五大明王像、4回目は草創期の慶派として康助~康慶について、5回目は康慶作興福寺北円堂不空羂索観音像について、6回目は仏師と絵仏師について、毎回わかりやすく丁寧に解説します。
4/14 峰定寺の歴史と仏像
4/28 安楽寿院の阿弥陀如来像
5/12 大覚寺の五大明王像と明円
5/26 草創期の慶派~康助から康慶へ
6/9 興福寺南円堂不空羂索観音像について
6/23 仏師と絵仏師について
- 日程
- 2022/4/14, 4/28, 5/12, 5/26, 6/9, 6/23
- 曜日・時間
- 第2・4 木曜 13:00~14:30
- 回数
- 6回
- 受講料(税込)
- 会員 17,820円
- 設備費(税込)
- 660円
- 持ち物など
- ※教材としてプリントをお配りする場合、実費をいただきます。
※設備費は、教室維持費です。
- その他
- 窓口でお手続きされる方は、芸術11番のちらしをご覧ください。
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講師詳細
- 金子 典正(カネコ ノリマサ)
- 1966年生まれ。博士(文学)。早稲田大学大学院博士課程修了。仏教美術史・東洋美術史専攻。同大学文学部助手、講師、京都造形芸術大学准教授を経て現職。論文・研究に「唐招提寺『金亀舎利塔』について」「中国仏教初伝期に於ける仏像受容の実態に関する一考察」など多数。出版物に『芸術教養シリーズ3 中国の美術と工芸 アジアの芸術史 造形篇I』(藝術学舎、2013)ほか。