2・26事件とその時代 「昭和維新」を考える

  • 筒井清忠講師
  • 筒井 清忠(帝京大学教授)
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昭和11年(1936年)2月26日未明、急進的な陸軍青年将校たちが武力による政治改革を目指し、陸軍部隊を率いて反乱を起こしました。高橋是清蔵相らが殺害され、国会議事堂、首相官邸周辺が占拠されましたが、29日に陸軍当局によって鎮圧されました。将校の大半は処刑されましたが、以降、軍部の発言力は強まっていきます。近代日本史上唯一最大のクーデター事件はなぜ起きたのか。研究が進み、現在その全貌はほぼ解明されています。複雑な陸軍の派閥対立の内実や、理論的指導者とされた北一輝との関係、その後の歴史への影響など、事件の全体像を明らかにします。

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日程
2019/5/18
曜日・時間
土曜 15:30~17:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,240円 一般 3,564円
持ち物など
◆教材として資料をお配りする場合、随時実費をいただきます。
その他
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講師詳細

筒井 清忠(ツツイ キヨタダ)
1948年生。京都大学卒業、同大学院文学研究科博士課程単位取得退学ののち京都大学教授などを経て、現職。東京財団上席研究員。博士(文学)。専門は日本近現代史、歴史社会学。著書に『西條八十』(山本七平賞特別賞受賞、読売文学賞受賞・中公文庫)、『昭和十年代の陸軍と政治』(岩波書店)、『近衛文麿』『日本型「教養」の運命』(岩波現代文庫)、『帝都復興の時代』『満州事変はなぜ起きたのか』(中公選書)、『昭和戦前期の政党政治』(ちくま新書)、『二・二六事件と青年将校』(吉川弘文館)など多数。編著に『昭和史講義』(ちくま新書)など多数。