大嘗祭と考古学

  • 穂積 裕昌(三重県埋蔵文化財センター調査研究1課長)
講師詳細

大嘗祭とは、「天皇が即位後、初めて新穀を天照大神および天神地祇に供え、自らも食する、一代一度の新嘗の祭事」(三省堂『大辞林』)です。天武・持統朝に成立したとする見解が定説ですが、その背景や本質、起源については多くの議論があり、なかでも折口信夫氏が昭和初期に提唱した天皇霊を付着させる皇位継承祭祀とする解釈は、考古学にも大きな影響を与えました。大嘗祭論が考古学に与えた影響と、その起源や本質に関して考古学から逆に提起しうる内容を整理し、その意義を探ります。

お申し込み

注意事項

教材としてプリントをお配りする場合、実費(1枚20円)をいただきます。

日程
2019/10/19
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,970円 一般 3,300円
その他
窓口でお手続きされる方は6番のちらしをご確認ください。

講師詳細

穂積 裕昌(ホヅミ ヒロマサ)
1965年三重県生まれ。同志社大学文学部文化学科卒業。文化史学博士。主要著書 『古墳時代の喪葬と祭祀』(2012年 雄山閣)、『伊勢神宮の考古学』(2013年 雄山閣)、『古代の喪葬と船形埴輪 宝塚1号墳』(2017年 新泉社)。古墳時代を中心とした喪葬と祭祀、伊勢神宮成立論、埴輪と木製品などを主要研究テーマとする。温泉と食文化の実践研究もライフワーク。