中国がかかえる「民族問題」とは何か 米中のはざまに揺れるウイグル、チベット問題

  • 加藤 千洋(ジャーナリスト・平安女学院大学客員教授)
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中国が今後も社会の安定を保ち、経済発展を持続できるか――。そのカギとなる課題の一つが少数民族政策です。多数派の漢民族の他に55を数える少数民族のうち、とりわけ分離独立傾向が顕在化する新疆ウイグル自治区とチベット自治区の動向が注目されます。そのウイグル自治区では犠牲者多数が出た2009年のウルムチ騒乱後、中国政府は統制を強めています。住民多数を「教育訓練施設」に収容する政策を実施したのに対し、米国側は「深刻な人権侵害だ」と非難。中国側はトランプ大統領が米中交渉のカードに使おうとしていると、苛立ちを隠せません。多民族国家・中国の根深い「民族問題」の全体像と最新の情勢を読み解きます。

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日程
2020/2/12
曜日・時間
水曜 15:30~17:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,970円 一般 3,520円
その他
日程が、パンフレットに掲載のものから変更になっています。ご注意ください。 
【変更前】2/19(水) → 【変更後】2/12(水)
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講師詳細

加藤 千洋(カトウ チヒロ)
1947年生。東京外国語大学卒業。72年 朝日新聞社入社。北京特派員、論説委員、アジア総局長(バンコク)、中国総局長(北京)、外報部長、編集委員を歴任。2010年~2018年3月、同志社大学大学院教授。1999年、一連の中国報道でボーン上田記念国際記者賞受賞。2004年~2008年10月までテレビ朝日系「報道ステーション」でコメンテーターを務める。現在、平安女学院大学客員教授、同志社大学南シナ海研究センター嘱託研究員。著書に『中国の「一人っ子政策」 現状と将来』(1991年 岩波書店)『北京&東京 報道をコラムで』(2004年 朝日新聞社)、『加藤千洋の中国食紀行 うまいを知れば「素顔の中国」が見えてくる』(2005年 小学館)、『胡同の記憶-北京夢華録』(2003年 平凡社)、最新の翻訳書として『私は中国の指導者の通訳だった 中日外交最後の証言』(2015年 岩波書店)がある。