中国の誕生 東アジア関係史を読み解く Ⅲ 朝鮮半島の変貌  

  • 高宗(左)と皇太子純宗(右)
  • 独立運動の契機となった高宗の葬列(1919年)
  • 岡本隆司講師
  • 岡本 隆司(京都府立大学教授)
講師詳細

「『領土』という言葉は20世紀に入る前の中国漢語には存在しなかった」と岡本講師は言います。では、どのような経緯を経てその概念が広まり、「中国」という国民国家がつくられていったのでしょうか。朝貢や互市、藩部、属国、宗主権などの漢語に着目しながら、旧来の東アジア秩序を崩壊させた明治日本の近代化や琉球処分、朝鮮の独立、チベット、モンゴルの領土化などを時系列にとりあげて解説します。周辺地域との関係性の変化から現代中国の原型を浮かび上がらせます。7月期は朝鮮半島との関係を考察します。(2019年1月開講。1年間を予定)

① 7月13日 属国と自主
② 8月10日 日清戦争への道
③ 9月21日 朝鮮の独立

※7月13日に定期講座に併設の「1日体験」講座があります。

この講座は終了しました
日程
2019/7/13, 8/10, 9/21
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,072円 一般 10,044円
持ち物など
◆教材として資料をお配りする場合、随時実費をいただきます。
その他
◆受付窓口でお手続きの方は、ちらし歴史8をご確認ください。
◆録音、録画、撮影は固くお断りします。

講師詳細

岡本 隆司(オカモト タカシ)
1965年生。神戸大学卒業、京都大学大学院博士課程満期退学。博士(文学)。宮崎大学助教授を経て、現職。専攻は近代アジア史。著書は『近代中国と海関』(名古屋大学出版会・大平正芳記念賞受賞)、『属国と自主のあいだ』(名古屋大学出版会・サントリー学芸賞受賞)、『世界のなかの日清韓関係史』(講談社選書メチエ)、『李鴻章』『袁世凱』(岩波新書)、『近代中国史』(ちくま新書)、『中国の論理』(中公新書)、『中国の誕生~東アジアの近代外交と国家形成』(名古屋大学出版会・樫山純三賞、アジア太平洋賞受賞)、『清朝の興亡と中華のゆくえ』(講談社)、『世界史序説』(ちくま新書)、『近代日本の中国観』(講談社選書メチエ)、『増補 中国「反日」の源流』(ちくま学芸文庫)など多数。