親鸞-信仰と造形
  • 教室開催

  • 天岸 浄圓(行信教校校長)
講師詳細

令和5年(2023)は親鸞誕生850年にあたり、京都国立博物館で「親鸞生誕850年特別展 親鸞-生涯と名宝」が3月25日(土)から5月21日(日)まで開催されます。その展示内容から〈親鸞影像〉〈親鸞筆跡〉〈親鸞伝絵〉等を中心にお話をし、従来の仏教概念を突き破った親鸞独自の宗教領域を3回にわたって紹介したいと思います。
3月親鸞影像:「鏡の御影」「安城御影」「熊皮の御影」等を、レプリカなどを参照し、
          伝承、絵画形式の特色など、内容の特異性を中心。
4月親鸞筆跡:「名号本尊」の特色、従来の阿弥陀仏像・画中心の礼拝対象に対する
          親鸞の主張。主に『教行証文類』(「坂東本」を中心として、「本願寺本」
          「高田専修寺本」の成立背景。「阿弥陀経集註」「御消息」(手紙)、
          その他の真筆聖教の筆跡について。
5月親鸞伝絵:「親鸞伝絵」(絵巻)の内容、成立、展開。「絵伝」(掛幅・掛け軸形式)の成立と展開。
          仏光寺派絵伝の特色を紹介する。

この講座は終了しました
日程
2023/3/25, 4/15, 5/6
曜日・時間
第2週・第4週 土曜 10:30~12:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 一般 10,890円
設備費(税込)
330円
持ち物など
※設備費は、教室維持費です。
その他
窓口でお手続きされる方は、ちらしをご確認ください。

講師詳細

天岸 浄圓(アマギシ ジョウエン)
1949年生。龍谷大学文学部仏教学科卒。本願寺派宗学院卒。著書に「浄土真宗のキーワード」。