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モンゴル帝国の真実 史上最大の広域国家の実像に迫る
- 村岡 倫(龍谷大学文学部教授)
今やモンゴルは日本人にとって身近な国の一つとなっています。夏休み、数多くの日本人がモンゴルに草原ツアーなどを目的に訪れますし、大相撲のモンゴル人力士たちはなぜあんなにも強いのか、と関心を寄せる方もおられるでしょう。しかし、ことモンゴルの歴史となると、チンギス・ハンという人物、蒙古襲来があったということ以外、あまり知らない人が多いのではないでしょうか。講座では、遊牧民の国家モンゴル帝国はなぜあれほどまでに強大化し、広大な領域を持つに至ったのか、その真実に迫ります。モンゴルの研究に長く携わってきた者の一人として、より多くの方々にモンゴルを知っていただければ幸いです。(2019年7月開講)
【カリキュラム】
①10月16日 モンゴル・元朝時代の出版 ――人気を博した『三国志』
②11月20日 モンゴル・元朝時代の舞台劇 ――「水戸黄門」の源流
③12月18日 モンゴル・元朝時代の宗教 ――少林寺の隆盛
- 日程
- 2020/10/16, 11/20, 12/18
- 曜日・時間
- 第3 金曜 13:00~14:30
- 回数
- 3回
- 受講料(税込)
- 会員 9,240円 一般 10,230円
- 設備費(税込)
- 330円
- 持ち物など
- 教材としてプリントをお配りする場合、実費をいただきます。
※設備費は、教室維持費です。
- その他
- 窓口でお手続きされる方は、歴史 のちらしをご確認ください。
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講師詳細
- 村岡 倫(ムラオカ ヒトシ)
- 1957年生。龍谷大学文学部史学科卒業。専門はモンゴル帝国史。共著書として『チンギス・カンとその時代』(勉誠社)、『概説中国史』下巻(昭和堂)などがある。