【教室受講】ポンペイ人の生活と娯楽
ポンペイ展開催記念講座
- 教室開催
- 坂井 聰(同志社大学非常勤講師)
ポンペイ遺跡の特質として、ローマ人の生活の痕跡が、様々な考古遺物や碑文に残されているということが挙げられます。本講義では彼らの生活や娯楽を、生活の基盤である家とその調度、食事を始めとする一日のルーティーンや、娯楽の中心であった公共浴場と円形闘技場での見世物などを通じて紹介いたします。様々なタイプの入浴を楽しむ一方、今日から見ると残虐なイメージしかない剣闘士競技に彼らはどうして熱中したのかについて考えてみます。また家中に描かれたフレスコ壁画に反映された彼らのメンタリティーについても触れていきます。さらに贅美を尽くした庭園造成を、その背景に横たわる当時の文化的基盤から説き起こします。
注意事項
・本講座はZoomウェビナーを使用したハイブリッド講座です(講師は教室)。教室受講を承ります。オンライン受講はリンク先よりお申込みください→https://www.asahiculture.jp/course/nakanoshima/3c297d93-3722-0001-bc9e-62359ce68047
教室受講でお申込みの皆様にはアーカイブ動画の配信はありません。予めご了承ください。
《特別展「ポンペイ」開催記念講座一覧 https://bit.ly/3u7yfL5 》
- 日程
- 2022/5/28
- 曜日・時間
- 土曜 10:30~12:00
- 回数
- 1回
- 受講料(税込)
- 会員 3,190円 一般 3,520円
- 設備費(税込)
- 110円
- 持ち物など
- ※設備費は、教室維持費です。
- その他
- 窓口でお手続きされる方は、別ちらしをご確認ください。資料がある場合、実費(1枚につき20円)をいただきます。
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講師詳細
- 坂井 聰(サカイ サトシ)
- 1956年生。1989年同志社大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得中退。1989年~2006年財団法人古代学協会勤務。1989年よりポンペイ遺跡調査に従事。専攻は古代ローマ史・ローマ考古学。主な著作に『ローマと地中海世界の展開』 (共著) 晃洋書房 (2001年)。