政治的墳墓としての前方後円墳 『前方後円墳とはなにか』出版記念

  • 広瀬和雄講師
  • 『前方後円墳とはなにか』
  • 広瀬 和雄(国立歴史民俗博物館名誉教授)
講師詳細

3世紀中ごろからの約350年間に、日本列島の各地で前方後円墳が築造されました。墳丘、埋葬施設、副葬品からなる前方後円墳は、地域的な個性をもちながらも、共通性を大幅に逸脱することはなく、大山(仁徳陵)古墳をピークとして、歴然たる規模の階層性を見せています。共通性と階層性はなにを語るのでしょう。近年の考古学のめざましい発掘成果をふまえ、各地の豊富な事例研究をとおして、出現期から7世紀初めの終末期におよぶ古墳時代の新しい国家像を描きだした著書『前方後円墳とはなにか』の出版を記念して、プロジェクターを使用し、質疑応答しながら、政治的に果たした役割を中心に解説します。

この講座は終了しました
日程
2020/3/28
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,970円 一般 3,300円
持ち物など
テキストとして、プリントを配布します(随時実費をいただきます)
その他
教室内での写真撮影や録音は固くお断りします。

講師詳細

広瀬 和雄(ヒロセ カズオ)
1947年京都府生まれ。同志社大学卒業。日本考古学専攻(弥生・古墳時代の政治構造の研究)。文学博士(大阪大学)。大阪府教育委員会や大阪府立弥生文化博物館での勤務、奈良女子大学大学院教授、国立歴史民俗博物館教授を経て現職。主な著書に『古墳時代政治構造の研究』(塙書房、2007年)、『日本考古学の通説を問う』(洋泉社新書、2003年)、『前方後円墳国家』(角川選書、2003年)、『前方後円墳の世界』(岩波新書、2010 年)、『カミ観念と古代国家』(角川叢書、2010年)など。共編著に『季刊 考古学 117号』(雄山閣、2011年)、『古墳時代〈上〉〈下〉』(青木書店、2011年)など。