マルコ・ ポーロと『東方見聞録』の謎

  • 村岡 倫(龍谷大学文学部教授)
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マルコ・ポーロの『東方見聞録』は、日本を「黄金の国ジパング」の名でヨーロッパに初めて紹介した書物として有名です。それだけでなく、その内容は多岐にわたり、モンゴル帝国時代のアジアを知る上で貴重な文献と言えます。しかし、実は、マルコ・ポーロにも『東方見聞録』にも多くの謎があるのです。マルコ・ポーロはモンゴル支配下の中国で17年間過ごし、皇帝フビライ・ハーンに仕えたといいますが、その名は中国の史書に全く登場しません。そのため、本当に中国に行ったのかどうかが議論されたり、実在を疑われたりもしました。『東方見聞録』も140種以上の写本が存在し、内容もまちまちです。なぜなのでしょうか。マルコ・ポーロとはいったい何者なのか、『東方見聞録』の真実とは何か。講座ではそれらの謎を解き明かしていきたいと思います。それはまた、当時のシルクロードの実像を知ることにも繋がるのです。


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日程
2020/9/18
曜日・時間
第3 金曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,080円 一般 3,410円
設備費(税込)
110円
持ち物など
教材としてプリントをお配りする場合、実費をいただきます。
※設備費は、教室維持費です。
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講師詳細

村岡 倫(ムラオカ ヒトシ)
1957年生。龍谷大学文学部史学科卒業。専門はモンゴル帝国史。共著書として『チンギス・カンとその時代』(勉誠社)、『概説中国史』下巻(昭和堂)などがある。