最先端 化学研究

  • 村田道雄 教授
  • 篠原 厚 教授
  • 山口浩靖 教授 
  • 村田 道雄(大阪大学理学研究科教授)
  • 篠原 厚(大阪大学大学院理学研究科・教授、放射線科学基盤機構・機構長)
  • 山口 浩靖(大阪大学大学院理学研究科 高分子科学専攻 教授)
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講師詳細

大阪大学で化学の研究を進める、気鋭の3講師による講座。身の回りでも重要なプロセスを形作る化学。放射能とは何か?生体高分子とは何か?そして、化学から生命への架け橋はどのようになっているのか?社会や生命との関わり、そして化学そのものの醍醐味と研究の面白さをふんだんに体験できる、多様な方向から見た化学現象を解説します。

①8月31日 「細胞膜はすごく薄くて柔らかい」 村田道雄 教授
 細胞は、細胞膜という脂質とタンパク質でできている薄い膜でおおわれています。細
 胞膜自体は非常に複雑でわれわれ化学者の手には負えません。しかし、脂質は小さな
 分子で化学者でも研究できます。われわれのグループではいろいろな脂質を手作りし
 て、細胞膜と似て非なるもの・人工膜を作って研究しています。化学の知恵をふり
 絞って両者の類似点を見出し、細胞膜の謎を解き明かそうとしています。

②9月 7日 「放射能をはかる」 篠原 厚 先生
 放射能とは何か、その基礎から原子力までを概説し、福島原発事故の社会的側面と科
 学的課題について、研究者の活動に焦点を当てつつ考えます。また、最近課題として
 浮上してきた不溶性放射性粒子についての研究の現状も紹介いたします。

③9月21日 「ポリマーの不思議~高分子だからできること」 山口浩靖 先生
 私達の身のまわりには繊維、ゴム、プラスチックや塗料など、いろいろなポリマーが
 活躍しており、私達の日常生活になくてはならないものになっています。今や優れた
 機能を持ったさまざまなポリマーが創製されています。ポリマーには大きな分子(高
 分子)だから現れる機能もあります。今回は、実際にあっという間にできてしまう高
 分子作りを実演しながら、高分子らしさを解説するとともに、最近の合成・生体高分
 子を用いた研究の一端をご紹介いたします。

お申し込み
日程
2019/8/31, 9/7, 9/21
曜日・時間
土曜 10:30~12:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 8,748円 一般 9,720円
その他
窓口でお手続きされる方は、ちらし1をご確認ください。

講師詳細

村田 道雄(ムラタ ミチオ)
化学は、宇宙の神秘や生命の不思議といった魅力的なテーマから一見縁遠い学問です。それでも、われわれを魅了してやまない何かがあり、それをお伝えできればと思います。
篠原 厚(シノハラ アツシ)
1978年大阪大学理学部化学科卒。学位所得後、名古屋大学理学部助手、京都大学原子炉実験所助教授を経て、1999年より現職。専門は核化学、中間子化学。最近はRIの核医学利用や福島原発事故に関わる環境放射能研究に注力している。
山口 浩靖(ヤマグチ ヒロヤス)
1998年大阪大学にて博士(理学)号取得。同年、大阪大学ベンチャービジネスラボラトリー非常勤研究員、大阪大学大学院理学研究科助手に。その後、助教、講師、准教授を経て、2012年より現職。