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日本の仏像に出会う
鎌倉時代編・快慶と湛慶の仏像
- 教室開催
- 金子 典正(京都芸術大学教授)
日本の仏像の歴史について学びます。奈良や京都には素晴らしい仏像が数多く伝えられており、穏やかな表情の仏像を拝観すると私達は心の安らぎを覚えます。本講座はこうした仏像の意味や歴史、また寺院についても学び、仏像に関する知識を深めます。毎回プロジェクターを使って仏像を詳しくご紹介し、プリントを配布して丁寧に解説します。楽しみながら仏像について学んでください。
今期も引き続き快慶の仏像と、運慶の長男である湛慶の仏像を解説します。1回目は高野山光台院阿弥陀三尊像と京都随心院金剛薩埵坐像について、2回目は城陽市極楽寺阿弥陀如来像について、3回目は浄瑠璃寺の吉祥天像について、4回目以降は湛慶の仏像として高山寺の歴史と仏像、5回目は西園寺の阿弥陀如来坐像、6回目は三十三間堂の千体千手観音像について講じます。毎回わかりやすく丁寧に解説します。
7/13 高野山光台院阿弥陀三尊像と京都随心院金剛薩埵坐像
7/27 城陽市極楽寺阿弥陀如来像について
8/24 浄瑠璃寺の吉祥天像について
8/31 高山寺の歴史と仏像
9/14 西園寺の阿弥陀如来坐像
9/28 三十三間堂の千体千手観音像
注意事項
★8/31→9/7に日程変更いたします。
講師は教室登壇の予定ですが、新型コロナの感染状況次第ではオンラインに変更になる場合があります。アーカイブ動画はありません。
- 日程
- 2023/7/13, 7/27, 8/24, 9/7, 9/14, 9/28
- 曜日・時間
- 第2・4 木曜 13:00~14:30
- 回数
- 6回
- 受講料(税込)
- 会員 17,820円
- 設備費(税込)
- 660円
- 持ち物など
- ※教材としてプリントをお配りする場合、実費をいただきます。
- その他
- 窓口でお手続きされる方は、芸術11のちらしをご覧ください。
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講師詳細
- 金子 典正(カネコ ノリマサ)
- 1966年生まれ。博士(文学)。早稲田大学大学院博士課程修了。仏教美術史・東洋美術史専攻。同大学文学部助手、講師、京都造形芸術大学准教授を経て現職。論文・研究に「唐招提寺『金亀舎利塔』について」「中国仏教初伝期に於ける仏像受容の実態に関する一考察」など多数。出版物に『芸術教養シリーズ3 中国の美術と工芸 アジアの芸術史 造形篇I』(藝術学舎、2013)ほか。