□【オンライン受講】ニッポンの正体
オンライン講座
- 教室・オンライン同時開催
- 白井 聡(京都精華大学准教授)
現代日本の政治的・社会的危機の深さは、取り返しのつかない水準にすでに達している。
それが気鋭の政治学者、白井聡さんの時代認識です。「私たちは、この危機の実相を暴
き続けますし、立ち向かい続けます」。近著『ニッポンの正体 漂流を続ける日本の未来
を考える』(河出書房新社)での決意表明が、白井さん自身の危機感の深さを表していま
す。
では、どこにその原因があるのか、どこにその出口があるのか。日々、生起する政治の
動き、社会事象の動きに目を凝らしながら、白井さんは問い続けてきました。
そしていま、自らの思考を整理し、現代日本論として成立させることが、白井さんの大
きな課題となっています。
その第一歩が、インターネットメディア「デモクラシータイムス」での発言の書籍化で
した。政治にまつわるテーマを深掘りして解説する「白井聡ニッポンの正体」は、昨年3
月のスタートから、ほぼ月1回のペースで続いています。時代の動きに反応しながら語っ
てきた思考の断片は、書籍化によって論旨の明確化が図られました。
次が、明確になった論旨を敷衍し、生き生きとした現代日本論として総合的に組み立て
る段階です。今回の講座では、2回にわたり、論旨を推し進めます。『永続敗戦論』の政
治学者が、ニッポンの危機の実相に切り込み、現代日本論へと組み立てていく第一段階を
どうスタートさせるか。その思考の道筋に立ち会っていただく講座です。
〈オンライン講座注意事項〉
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- 日程
- 2023/9/7, 9/21
- 曜日・時間
- 木曜 18:30~20:00
- 回数
- 2回
- 受講料(税込)
- 会員 6,600円 一般 7,260円
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講師詳細
- 白井 聡(シライ サトシ)
- 1977年東京都生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。文化学園大学助教などを経て、現在、京都精華大学専任講師。専攻は社会思想・政治学。著書に『未完のレーニン―「力」の思想を読む』(講談社選書メチエ)、『「物質」の蜂起をめざして―レーニン、<力>の思想』(作品社)、『永続敗戦論―戦後日本の核心』(太田出版、第4回いける本大賞・第35回石橋湛山賞・第12回角川財団学芸賞を受賞)、『日本劣化論』(笠井潔との共著、ちくま新書)、『日本戦後史論』(内田樹との共著、徳間書店)、『「戦後」の墓碑名』(金曜日)、『戦後政治を終わらせる』(NHK出版新書)、『国体論 菊と星条旗』 (集英社新書)、近刊に『長期腐敗体制』 (角川新書)など多数。