広くて深いオペラの魅力 異なる時代と国の作曲家から、王の苦悩ドラマを
  • 教室開催

  • 丸山 幸子(エットレ・バスティアニーニ研究会代表、オペラ研究家)
講師詳細

1月はイギリスバロック・オペラ最高作のパーセルの『ダイドとエネアス』(1689年)の悲恋を。2月はモーツァルト最後のオペラとなった『ティートの慈悲』(1791年)を。3月はロシア・オペラの代表作と称される『ボリス・ゴドゥノフ』(19世紀末)を。作品やその歴史背景を詳しく話し、名歌手の演奏で楽しんでいただきます。

①1月26日 トロイ陥落後のエネアスとカルタゴの女王の熱い恋と悲劇の物語です。イギリスでの芸術オペラの先駆となった作品です。パーセルの音楽の純朴さ、格調と気高さが心に迫ってきます。

②2月23日 同時期初演の『魔笛』より規模が小さく密度がやや低く、アリアと重唱で繋ぐ古典的作風ですが、近年、音楽の美しさで再評価されています。レチタティーヴォ部分を台詞にした公演とセッコが付いた公演の両方を比較します。

③3月23日 ロシアで古くから伝承されてきた皇帝僭称者と皇帝ボリスの話です。民衆のパワーを描き、ロシア的風土と歴代皇帝をイメージさせる傑作です。ムソルグスキー自身の改訂版、作曲家亡き後、R=コールサコフや他の改訂版で、演奏されています。これらの違いを確認しながら、作品を深めます。

この講座は終了しました
日程
2022/1/26, 2/23, 3/23
曜日・時間
第4週 水曜 13:30~15:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,009円 一般 9,999円
設備費(税込)
330円
持ち物など
各回当日、資料代約100円程度を教室で頂戴いたします。
※設備費は、教室維持費です 
その他
受付窓口でお手続きの方は、ちらし9をご確認ください。
この講座の受講料には音楽使用料が含まれています。

講師詳細

丸山 幸子(マルヤマ サチコ)
オペラ講演は主にエットレ・バスティアニーニ研究会で15年積み重ね、現在も継続。京都ヴェルディ協会では2018年まで10数年に亘った。他の音楽団体でも詳細レジュメ付オペラ講演を行い、掲載文多数。オペラの音楽や場面だけでなく、歴史、文学と関連する多様な作品の背景を易しく解説し、また詳しいレジュメで好評を得ている。