丸山眞男を読む

  • 白井 聡(京都精華大学講師)
講師詳細

本講座では丸山眞男を取り上げます。言うまでもなく、丸山は戦後日本を代表する知識人であり、その功罪については繰り返し語られてきました。本講座であらためて着目したいのは、「3.11以降に丸山眞男を読む意味」です。「日本の変わらなさ」に直面したとき、「無責任の体系」「抑圧委譲の原理」といった丸山の提起した概念を参照しないわけにはいきません。ですが、私たちは本当にそれらを理解し、その潜在力を引き出す準備ができていたのでしょうか。テキストとして、岩波文庫から出された『超国家主義の論理と心理』と『政治の世界』を用います。

【カリキュラム】
①1月11日 ファシズム論
②2月15日  科学としての政治学
③3月14日 近代主義をめぐって

 


お申し込み
日程
2020/1/11, 2/15, 3/14
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 8,910円 一般 9,900円
持ち物など
◆テキストとして、岩波文庫『超国家主義の論理と心理』を使用します。各自書店でお求めの上ご持参ください。
その他
窓口でお手続きされる方は、チラシ16をご確認ください。

講師詳細

白井 聡(シライ サトシ)
1977年東京都生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。文化学園大学助教などを経て、現在、京都精華大学専任講師。専攻は社会思想・政治学。著書に『未完のレーニン―「力」の思想を読む』(講談社選書メチエ)、『「物質」の蜂起をめざして―レーニン、<力>の思想』(作品社)、『永続敗戦論―戦後日本の核心』(太田出版、第4回いける本大賞・第35回石橋湛山賞・第12回角川財団学芸賞を受賞)、『日本劣化論』(笠井潔との共著、ちくま新書)、『日本戦後史論』(内田樹との共著、徳間書店)、『「戦後」の墓碑名』(金曜日)、『戦後政治を終わらせる』(NHK出版新書)、近刊に『国体論 菊と星条旗』 (集英社新書)など多数。