【教室受講】越境の中央アジア史
  • 教室開催

  • キルギスのイシククル湖
  • 『イスラームの東・中華の西』(臨川書店)
  • 稲葉講師
  • 稲葉 穣(京都大学教授)
講師詳細

7世紀から8世紀、ユーラシアの東西に唐とアッバース朝という二大勢力が並立していた時期に、両者の間を介在した中央アジアではどのようなことが生じ、どんな人々が境界を越えて移動していたのでしょうか。著書『イスラームの東・中華の西』(臨川書店)を参考に、人や集団の移動と、それが浮き彫りにする当時の中央アジア世界の状況を4回にわたって掘り下げ、人と社会にとっての越境の意味を考えます。
<カリキュラム>
1.中央アジアと大唐世界帝国
2.貨幣と文書がつむぐ中央アジア史
3.仏教僧の旅から見た中央アジア
4.安史の乱時に入唐した大食軍

お申し込み

注意事項

<日程変更のお知らせ>6/10→6/17
・本講座はZoomウェビナーを使用したハイブリッド講座です(講師は教室)。教室受講を承ります。オンライン受講はリンク先よりお申込みください→https://www.asahiculture.jp/course/nakanoshima/8e6b93f6-88ce-076b-f7c8-63d205ba3c00
教室受講でお申込みの皆様にはアーカイブ動画の配信はありません。予めご了承ください。

日程
2023/5/6, 5/20, 5/27, 6/17
曜日・時間
土曜 10:30~12:00
回数
4回
受講料(税込)
会員 13,200円 一般 14,520円
設備費(税込)
440円
持ち物など
※設備費は、教室維持費です。
その他
窓口でお手続きされる方は、歴史のちらし17をご確認ください。

講師詳細

稲葉 穣(イナバ ミノル)
1961年新潟県生。1983年京都大学文学部卒。1987年京都大学助手。1996年龍谷大学助教授、2001年京都大学助教授、2009年より現職。著書:『岩波講座世界歴史6南アジア、東南アジア世界の形成と展開』(共著)、『統治の書』(共訳)、『イスラームの東・中華の西:七〜八世紀の中央アジアを巡って』(臨川書店 2022年)、 D. Tor, M. Inaba (eds.), The History and Culture of Iran and Central Asia, UND Press, 2022