前方後円墳の祭祀とはなにか② 造り出しの変遷を探る
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  • 広瀬 和雄(国立歴史民俗博物館名誉教授・総合研究大学院大学名誉教授)
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前方後円墳のくびれ部で定型化した造り出しでの祭祀は、古墳時代中期になっていよいよ佳境を迎えます。出入り口をもった円筒埴輪列に囲繞された方形壇には、家形・囲形・蓋形・盾形・武具形・水鳥形・船形・馬形といった、多種多彩で賑やかな形象埴輪が、ところ狭しとひしめきあっています。それらはいったい、どのような儀式を象徴したのでしょうか。さて、畿内で成立し変遷をとげた造り出しは、前期末ごろからは瀬戸内や山陰や九州、あるいは遠く東海や東国にまで拡がっていきます。今回は、そうした畿内以外の事例を中心に検討をくわえ、前方後円墳祭祀の本質に迫ってみたいと考えています。

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日程
2022/1/31, 2/7, 2/14, 2/21, 3/7, 3/21
曜日・時間
第1.3 月曜 13:30~15:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 17,820円 
設備費(税込)
660円
持ち物など
2番教室で行います。
※教材として資料をお配りする場合、随時実費をいただきます。
※設備費は、教室維持費です。
その他
窓口でお手続きされる方は、歴史2のチラシをご確認ください。
各回の内容は、変更する場合がございます。

講師詳細

広瀬 和雄(ヒロセ カズオ)
1947年京都府生まれ。同志社大学卒業。日本考古学専攻(弥生・古墳時代の政治構造の研究)。文学博士(大阪大学)。大阪府教育委員会や大阪府立弥生文化博物館での勤務、奈良女子大学大学院教授、国立歴史民俗博物館教授を経て現職。主な著書に『古墳時代政治構造の研究』(塙書房、2007年)、『日本考古学の通説を疑う』(洋泉社新書、2003年)、『前方後円墳国家』(角川選書、2003年)、『前方後円墳の世界』(岩波新書、2010 年)、『カミ観念と古代国家』(角川叢書、2010年)など。共編著に『季刊 考古学 117号』(雄山閣、2011年)、『古墳時代〈上〉〈下〉』(青木書店、2011年)、『前方後円墳とはなにか』(中公叢書、2019年)など。