【教室受講】古墳時代の政治センターを考える ~九州編
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  • 広瀬 和雄(国立歴史民俗博物館名誉教授・総合研究大学院大学名誉教授)
講師詳細

6世紀末頃から7世紀にかけての西日本では、前方後円墳や巨石墳などが集中的に造営される地域がいくつかあります。周辺各地からの人と「もの」を管掌する政治センターが設置されたわけですが、九州東部では京都平野や別府(西海道)などがそうです。そうした動きは対新羅の政治動向をあらわすのですが、宗像や壱岐島はその拠点になっています。これらの地域の有力古墳の動向をとおして、6・7世紀における前方後円墳国家の外交・軍事に迫ってみたいと思います。

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日程
2023/1/30, 2/6, 2/20, 3/6, 3/20, 3/27
曜日・時間
第1週・第3週 月曜 13:30~15:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 17,820円 
設備費(税込)
660円
持ち物など
2番教室で行います。
※教材として資料をお配りする場合、随時実費をいただきます。
※設備費は、教室維持費です。
その他
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各回の内容は、変更する場合がございます。

講師詳細

広瀬 和雄(ヒロセ カズオ)
1947年京都府生まれ。同志社大学卒業。日本考古学専攻(弥生・古墳時代の政治構造の研究)。文学博士(大阪大学)。大阪府教育委員会や大阪府立弥生文化博物館での勤務、奈良女子大学大学院教授、国立歴史民俗博物館教授を経て現職。主な著書に『古墳時代政治構造の研究』(塙書房、2007年)、『日本考古学の通説を疑う』(洋泉社新書、2003年)、『前方後円墳国家』(角川選書、2003年)、『前方後円墳の世界』(岩波新書、2010 年)、『カミ観念と古代国家』(角川叢書、2010年)など。共編著に『季刊 考古学 117号』(雄山閣、2011年)、『古墳時代〈上〉〈下〉』(青木書店、2011年)、『前方後円墳とはなにか』(中公叢書、2019年)など。