【教室受講】古代の日朝関係史
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  • 武寧王の生まれた加唐島
  • 対馬の浅茅湾
  • 田中 俊明(滋賀県立大学名誉教授)
講師詳細

 高句麗・百済・新羅・加耶・渤海など朝鮮半島の古代国家をそれぞれを個別にとりあげる講座で、日本との関係にもふれることがありますが、ここでは日本と朝鮮半島の諸国・諸勢力との関係を中心にすえた、あらたな古代日朝関係史像を描いていきたいと思います。かつて山尾幸久『古代の日朝関係』(塙書房、1989)という好著がありましたが、だいぶ時間もたち、改めるべき点もふえてきています。そのことを意識しながら、古代の日朝関係史の基礎的で入門講座的な内容にしていきたいと思います。 

【各回のテーマ】
■10月21日アメノヒボコ伝説
 新羅の王子アメノヒボコは、妻のアカルヒメを追って日本にやってきます(古事記)。
瀬戸内海を通り、播磨に寄り、近江から若狭に抜けて但馬の出石に定着します。そのルー
トにそって伝承地があります。アメノヒボコとはいったい誰なのか、なぜそのような伝説
が生まれたのか、関係史の一環として考えたいと思います。

■11月18日神功皇后を考える
 いわゆる「三韓征伐」で知られる神功皇后です。瀬戸内海を通って九州北部に、さらに
海をわたって新羅に向かいます。それが歴史的事実とは考えられませんが、ルートの沿っ
て実に多くの伝承地があります。この「三韓征伐」伝承の意味を考えたいと思います。

■12月16日葛城襲津彦を考える
 神功・応神の時代に新羅や加耶に出征したとされるのが葛城襲津彦でした。大王家と対
立する葛城氏の祖とされ、ヤマト王権を考えるときにも必らず登場します。実在したとい
うみかたもあって興味深いところです。その実相に迫りたいと思います。

お申し込み

注意事項

こちらは教室受講用の受付になります。オンライン受講はこちらからお申込みください
https://www.asahiculture.jp/course/nakanoshima/b668396d-2676-5957-3d27-60dbd3e83e11
教室受講でお申込みの皆様にはアーカイブ動画の配信はありません。予めご了承ください。

日程
2021/10/21, 11/18, 12/16
曜日・時間
第3週 木曜 10:30~12:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,240円 一般 10,230円
設備費(税込)
330円
持ち物など
※教材としてプリントをお配りする場合、実費をいただきます。
※設備費は、教室維持費です。
その他
窓口でお手続きされる方は、歴史 47 のちらしをご覧ください。
■2021年4月より開講しています、毎回テーマごとにお話いただきます。

講師詳細

田中 俊明(タナカ トシアキ)
1952年生。京都大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科博士課程認定修了。堺女子短期大学講師・助教授を経て、滋賀県立大学助教授・教授。2019年3月退職。『大加耶連盟の興亡と「任那」』吉川弘文館、『古代の日本と加耶』山川出版社、『韓国の古代遺跡1・2』『高句麗の歴史と遺跡』(ともに東潮との共著)中央公論社。