【教室受講】宗教から見る人類史   聖書とキリスト教を中心に1
  • 教室開催

  • 芦名定道講師
  • 芦名 定道(関西学院大学神学部教授・京都大学名誉教授 )
講師詳細

人類史において、宗教は常に中心的な位置を占めてきた。人類は、長い歴史の営みの中で、さまざまな宗教を生み出し、宗教とともに生きてきたのである。本講座は、この人類史における宗教の意義を明らかにすることを試みる。扱われる宗教は、古代・超古代の宗教から現代の擬似宗教まで多岐にわたるが、中心は、聖書あるいはキリスト教に置かれる。それは、キリスト教がヨーロッパ世界の基盤であるとともに、現代世界の最大宗教だからである。7月期では、講座の問題設定と進め方の明確化し、キリスト教についての基本的説明が行われる。

第1回 【7月 23日 (土)】 
人類史のなかのキリスト教。本講座のキーワードは、人類史とキリスト教であり、まず、それぞれの意味と両者の関係について明確な理解をめざしたい。
第2回 【8月 27日 (土)】  
宗教とは何か。古代宗教から現代の擬似宗教までを「宗教」という言葉でまとめることが可能かという問いは、丁寧な説明が必要であろう。ポイントは人間理解である。
第3回 【9月 24日 (土)】 
キリスト教を概観する。2000年の歴史と現在の信徒数23億人を擁するキリスト教は、それ自体、多くの教派にわかれ、無数の動きを内包する複合体である。

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

この講座は終了しました

注意事項

・教室でのご受講を承ります。(本講座は教室受講またはオンライン受講のどちらかを選ぶハイブリッド講座です、講師は教室)。オンライン受講は別のリンク先よりお申込みください→https://bit.ly/3sFyzzI
・教室受講でお申込みの皆様にはアーカイブ動画の配信はありません。予めご了承ください。

日程
2022/7/23, 8/27, 9/24
曜日・時間
第4週 土曜 10:30~12:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 8,910円 
設備費(税込)
330円
持ち物など
こちらは教室受講です、アーカイブ動画の配信はございません。
※設備費は、教室維持費です。
その他
窓口でお手続きされる方は、歴史33のちらしをご確認ください。




講師詳細

芦名 定道(アシナ サダミチ)
1956年生。京都大学理学部・文学部(キリスト教学)卒業、京都大学文学研究科修士・博士後期課程(キリスト教学)修了。京都大学博士(文学)学位取得(1994年)。大阪市立大学講師・助教授、京都大学文学研究科教授を経て、現職。著書、『宗教学のエッセンス』( 北樹出版、 1993年)、『ティリッヒと現代宗教論』(北樹出版、1994年)、『ティリッヒと弁証神学の挑戦』 (創文社、1995年)、『自然神学再考─近代世界とキリスト教─』(晃洋書房、2007年)