【教室受講】イタリア絵画で学ぶ「キリストの生誕」の図像学
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  • 木村太郎講師
  • 木村 太郎(大阪芸術大学・神戸女学院大学非常勤講師、美術史家)
講師詳細

『新約聖書』「ルカ福音書」(2:1~7)などによれば、今から約2000年前、ユダヤの町ベツレヘムの馬小屋で聖母マリアがイエス・キリストを出産しました。この場面は、西洋絵画でもっとも頻繁に取り上げられてきた主題のひとつです。
初期キリスト教時代(4世紀後半)のローマの石棺浮彫の一部にごく小さく表現されたことを端緒とする「キリストの生誕」図は、中世にビザンティン美術圏を経て西ヨーロッパへと伝わり、聖堂内の壁画などでより大きく取り上げられるようになります。そして、スウェーデンの聖ビルイッタの幻視体験(1370年)などの影響を受けてさらなる発展を遂げ、ルネサンス期(15、16世紀)イタリアの祭壇画において形式の成立を見ることになりました。クリスマス直前の今回の講座では、初期キリスト教時代からルネサンス期にいたる「キリストの生誕」図の変遷を辿るとともに、この主題を扱ったルネサンス期イタリアの無数の祭壇画のなかから特に興味深い作例をピックアップして鑑賞してみましょう。

お申し込み

注意事項

ハイブリッド型でおこないます。オンライン受講ご希望の方は別ページからお申し込みください。(お申し込み後の変更は手数料を申し受けます)

日程
2021/12/21
曜日・時間
火曜 15:30~17:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,970円 一般 3,300円
設備費(税込)
110円
持ち物など
持ち物:筆記用具 ◇当日資料代をお支払いください(カラー:400~600円ほど)
※設備費は、教室維持費です。
その他
窓口でお手続きされる方は、ちらしをご確認ください。

講師詳細

木村 太郎(キムラ タロウ)
2007年、大阪芸術大学大学院博士課程修了。2012年からピサ大学美術史学科留学(イタリア政府給費留学生)。専門はイタリア・バロック絵画史。著書に『カラヴァッジョを読む-二点の通称《洗礼者聖ヨハネ》の主題をめぐって』(三元社、2017年)、共著に『天空のアルストピア-カラヴァッジョからジャンバッティスタ・ティエポロへ』(ありな書房、2021年)。