明治天皇 現代皇室制度の原型の完成

  • 明治天皇
  • 明治天皇大喪の日に殉死した乃木希典
  • 伊藤之雄講師
  • 伊藤 之雄(京都大学名誉教授)
講師詳細

15歳で維新を迎えた天皇は象徴的存在で、政治権力はまったくありませんでした。薩長藩閥は天皇親政の建前の下で、専制的に新政府を主導し近代化を進めます。明治6年には洋装の大元帥服で洋食を食べる近代天皇イメージが確立されます。大日本帝国憲法成立の頃、天皇は国民道徳の中心で、政治が混乱した際の調停者としての役割を確立し、その下で日本は東アジアの近代帝国となります。明治天皇の生涯を考察し、現代の皇室制度も考えます。

① 4月16日 若い天皇の象徴性と政治――維新から明治十四年政変
② 5月21日 明君への成長と行動の模索――憲法制定と日清戦争
③ 6月18日 立憲政治と平和への願望――日露戦争・老いに向き合う





お申し込み
日程
2019/4/16, 5/21, 6/18
曜日・時間
第3週 火曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,720円 一般 10,692円
持ち物など
◆教材として資料をお配りする場合、随時実費をいただきます。
その他
◆受付窓口でお手続きの方は、ちらし歴史7をご確認ください。
◆録音、録画、撮影は固くお断りします。

講師詳細

伊藤 之雄(イトウ ユキオ)
1952年生。京都大学卒業、同大学院博士課程満期退学。博士(文学)。名古屋大学助教授、京都大学教授を経て、現職。ハーバード・イェンチン研究所・ライシャワー日本研究所で研究。専攻は近現代日本政治外交史。著書は『昭和天皇伝』(文藝春秋・司馬遼太郎賞受賞)、『昭和天皇と立憲君主制の崩壊』(名古屋大学出版会)、『伊藤博文-近代日本を作った男』(講談社学術文庫)、『原敬-外交と政治の理想』上・下(講談社選書メチエ)、『元老-近代日本の真の指導者たち』(中公新書)など多数。